【相続Q&A】配偶者控除のデメリットとは

投稿日 :
2020-06-30 12:20:00

 

 

 

 Question

 

 

 

 

前回の記事で配偶者控除のお話をさせて頂きました。

 

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4155.htm

 

故人の配偶者は1億6,000万円の遺産が非課税になるということをお伝えしましたが財産をすべて配偶者が相続すると結果的に多額の相続税を払う可能性があります。

 

今回の記事では配偶者控除のデメリットについてお話していきたいと思います。

 

 

 Answer

 

 

 

 

結論からお伝えすると、配偶者が相続金額が大きくなると二次相続(配偶者死亡後に子供が相続すること)が起こった場合に、子供に多額の続税が発生するデメリットがあります。

 

なぜかというと、日本は【累進課税制度】つまり相続金額が大きくなれば相続税の税率が高くなってしまいます。

 

例えば、法定相続分に対応する相続財産が5,000万円以下であれば、税率は20%ですが、法定相続分に対応する相続財産が2億円以下であれば40%となってしまいます。

 

【相続税率に関しては以下をご確認下さい】

 

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4155.htm

 

一番良い方法は、人によって違いはありますがそれぞれの相続で適切な相続額を調整する事です。

 

「うちはそんなに財産がない」と思っている方

最近は地価が上昇している地域も多く自宅をお持ちの方は気づかないうちに相続財産が大きくなっていることも十分に考えられます。

 

 

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