【相続Q&A】配偶者控除で1億6,000万円の相続税が0円に
- 投稿日 :
- 2020-06-30 12:10:00
Question
皆さん、相続税はものすごく高いイメージありませんか?
故人からの相続人が配偶者の場合
相続税の計算における配偶者控除(正式には配偶者の税額軽減制度)を使えることはご存知ですか?
今回の記事では配偶者控除の内容と、配偶者控除を利用して上手に相続税を軽減する方法についてご説明いたします。
Answer
配偶者控除とは、被相続人(故人)の配偶者が相続した財産が【1億6,000万円】もしくは【配偶者の法定相続分相当額】のうちいずれか多いほうの金額以下である場合には、相続税がかからない制度のことを言います。
しかし、ここには落とし穴があります。
それは、基礎控除では申告が不要なのに対して
※基礎控除とは相続財産が3,000万円+600万円×法定相続人の数
以下は基礎控除が適応され相続税の申告は不要。
相続財産の申告自体は必要
ということです。
配偶者控除を使うには、法律上の婚姻関係が必要です。
例え、別居中、離婚調停中の夫婦でも婚姻関係があれば利用することは可能です。
これにより、相続税がかからないなら財産は、すべて配偶者に相続させれば良いと思った方は、要注意です。
配偶者から子供への相続の際に困ることになるのでお気を付けください。
これは、次の記事でご紹介させて頂きます。
相続では、たくさんの税控除があり、申告も複雑なので個人がやるには限界があります。
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