【相続Q&A】相続トラブル。遺言書が複数ある場合。

投稿日 :
2020-06-30 11:20:00

 

 

 

 Question

 

 

 

 

遺言書の書き方や見方にもいろいろな制限があることは別の記事でご紹介させて頂きました。

 

今回は、遺言書が複数あった場合はどうなるの?

 

そんな疑問にお答えしていきます。

 

 

 Answer

 

 

 

 

遺言書が複数見つかる場合があります。

この場合、原則的に最新の遺言が有効となります。

 

被相続人(故人)は、生前何度でも遺言を書き直すことができます。

 

人間、その時の感情で遺言内容を変更してしまうことも大いにあります。 

 

つまり、自分の意思を新しい遺言に反映させていくため、最新の遺言が最も効力をもつことになるのです。

(こんな事にならないようにこれから遺言書を書こうと思っている方は十分にご注意下さい)

 

また、複数あってもそれぞれ別の事柄や財産について書かれている場合には、両方の遺言書に従います。

 

しかし、実際には、どれが最新か分からないことも多いため、その場合は家庭裁判所に提出し、

検認の手続きを経てどの遺言が最新か明らかにしましょう。

 

 

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